★サンスクリーン剤(日焼け止め)をこまめに塗る
紫外線は空から降り注ぐだけでなく、地上からも反射しています。
日傘や帽子だけでなく、サンスクリーン剤もしっかり塗って、
紫外線対策は万全にしましょう。
とくに肌の弱い赤ちゃんや子供達の日よけ対策は気をつけて!!
子供専用サンスクリーン剤で肌を守りましょう。
敏感肌の方にも!!いいですね。
サンスクリーン剤の表示や使用説明はよく読んで、
表示を理解して適切に使いましょう。
市販のサンスクリーン剤には、「SPF30」とか、「PA++」などと表示されています。
●SPF(sun protection factor)
日焼けを起こす紫外線B(UV-B)を防ぐ指標。
SPF1の効果はおよそ20分前後といわれています。
SPF20とあれば、塗らなかった部分より日焼けするのに
20倍時間がかかるということなので、
20分×20=400分 で、約6時間半は効力があることになります。
SPF値が高いほど、紫外線を防ぐ効果が高まるということですが、
SFP30を過ぎると紫外線の害への防御率は横ばいになってきます。
●PA(protection grade of UVA)の+、++、+++
紫外線A(UVA)を防御するレベルを表わす指標。
PA+ :UVA防止効果がある
PA++ :UVA防止効果がかなりある
PA+++ :UVA防止効果が非常にある。これが最高ランク
PAは日本だけの基準と表示です。
SPFと併せて表示されることが多いので、
サンスクリーン剤や化粧品を選ぶ時の参考にしてください。
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ただし、SPFの値が高い数値であってもそれほど大きな差はありません。
ふだんの外出はSPF20、PA++程度のものを使用し、
海や山へ行くときなど、アウトドアレジャーの時には
もう少し高い数値のものを選ぶとよいでしょう。
ここで、忘れがちなのは、2〜3時間に一度は塗り直すことです。
朝サンスクリーン剤を塗ったからと安心してはいけません!
夏は特に汗をかきます。
サンスクリーン剤は汗で流れたりこすれて落ちたりしますから、
2〜3時間に一度はこまめに塗り直しましょう。
分量は片腕でスプーン1杯程度。
たっぷりと肌に重ねるように塗ってください。
白く浮くのがいやで薄く伸ばす人がいますが、伸ばしてしまっては膜にならないので
効果は落ちてしまいます。
大量に汗をかいたあとや、プールや海に入ったあとは、
当然のことですが2時間たたなくても塗り直します。
サンスクリーン剤が肌に合わなかったら、別の種類に変えて
自分の肌に合うものを選んで下さい。
サンスクリーン剤は紫外線の暴露量を減らすだけで、
ゼロにはしませんので、万全ではありません。
衣服、手袋、帽子、日傘等の対策もお忘れなく!!