松山千春さんの不安定狭心症とは?
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松山千春さんがコンサートツアーの滞在先で体の不調を訴えて受診。
不安定狭心症と診断され、血管を広げる経皮的冠動脈形成術の処置を行ったそうです。
この不安定狭心症とはどんな病気なのでしょうか?
虚血性心疾患
不安定狭心症とは、虚血性心疾患の一つです。虚血性心疾患とは、主に動脈硬化によって心臓の血管が細くなり、血液が充分に送られなくなって起こる病気です。
心臓には右側に一本(右冠動脈)と、左側に二本(左前下行枝、左回旋枝)の三つの大きな動脈があります。この動脈に動脈硬化が起こると、血管の内膜の下にコレステロールなどが蓄積してプラークを形成し、血管の内部が狭くなってしまって、血流障害を起こすようになります。心臓に血流障害が起こることで狭心症や、完全に閉塞されると心筋梗塞といった症状がでます。
動脈硬化を起こしている血管

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狭心症の種類
狭心症はその症状によって、2つに分けられます。
1.安定狭心症
「安定狭心症」は、一定量以上の運動をすると、発作が起こるもので、一般に言われている狭心症です。
発作の頻度・強度・持続時間がほぼ一定で、発作が起こっても、安静にしたり、薬を使うと症状が治まります。
血管の内部は、動脈硬化のために内腔が狭くなっいても、プラークが石灰化して硬く破れにくい状態で、急に心筋梗塞に移行する可能性は比較的低いそうです。
2.不安定狭心症
「不安定狭心症」は、心筋梗塞に移行したり、突然死を起こしやすく危険な状態です。狭心症発作が初めて起こってから2週間以内、発作が20分以上続く、薬が効きにくい、発作を起こすたびに症状が重くなっている場合などに、不安定狭心症が疑われます。
不安定狭心症は、冠動脈の血管は狭くなっているほかにプラークが破裂しやすく、血栓ができやすい不安定な状態で、心筋梗塞に近い状態です。実際に、約1/3が心筋梗塞に移行すると言われています。不安定狭心症は、入院して心筋梗塞と同じような管理が必要です。
松山千春さんの場合
松山千春さんは52歳。
松山千春さんは、心臓の持病はなかったのですが、糖尿病を患っていたとのこと。
この糖尿病が実は要注意なんです。
糖尿病には多くのこわい合併症がありますが、そのひとつ。
糖尿病で動脈硬化に拍車?!
しかも、冠動脈や太い脳の血管を含む大血管の動脈硬化すなわち大血管症が糖尿病の予備軍である境界型の時期からすでに始まっているとされています。私の父も糖尿病でした。でも、父は食事制限もせず治療もしなかったために、脳梗塞を起こしてしまったのです。
糖尿病は治療せずに放置すると合併症を引き起こす大変恐ろしい病気です。でも、しっかり治療し糖尿病状態を良好にコントロールすれば、合併症を起こすことなく、糖尿病でない人と同じ健康な生活がおくれます。そして、普段からの生活習慣や食生活を改善することで、生活習慣病としての、糖尿病は防ぐことが出来るのです。
もし、あなたが、糖尿病もしくは予備軍と言われているなら、今すぐ、始めてください。