トランス脂肪酸を禁止へ!
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「トランス脂肪酸を禁止」
これは、米、カリフォルニア州での話ですが、
私たちにも無関係なことではないので、取り上げてみました。
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米カリフォルニア州は25日、州内のレストランでの揚げ物用の調理油などに含まれる「トランス脂肪酸」(TFA)の使用禁止を決めた。
規制は2010年から。ニューヨーク市などが同様の規制を導入しているが州レベルでは初めて。シュワルツェネッガー州知事が州法案に署名した。
米メディアによると10以上の州が規制を検討しているという。
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突然ですが・・・
あなたは、「バター」と「マーガリン」なら、どちらを選びますか?
「マーガリン」を選んだあなた!
マーガリンは植物性の油だから、身体にいいと思ってはいませんか?
カロリーはどちらともほぼ同じです。
バターの表示は、牛乳と塩、というシンプルなものに対して、
マーガリンの表示を見ると、ビタミンCや安定剤など添加物がたくさん書かれています。
添加物が多い、マーガリンの安全性はどうなのでしょうか?
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マーガリンの製法
マーガリンの起源は、ナポレオン3世が当時フランスで不足していたバターの代替品を募集。上質な牛脂に牛乳などを加えて冷やし固めることで、バターに似たものが考案されました。これが現在のマーガリンの原型です。
マーガリンの製法は、綿実油や大豆油,トウモロコシ油などの植物油と、魚や植物などからとった硬化油を混ぜ、水素を添加して、食塩,香料などを加えて乳化剤で乳化して冷やし固めて作ります。
ですから、バターと違って原料の油脂の組み合わせや加工法によっては、ハードタイプ・ソフトタイプなどさまざまな製品ができます。バターに比べて価格的にも安く、植物生まれという健康イメージも手伝って、バターよりも消費量は多くなっています。
マーガリンのトランス型脂肪酸
ところが、マーガリンに含まれている脂肪酸は、「トランス型脂肪酸」と呼ばれ、自然界にはない脂肪酸の1種です。
天然に存在する脂肪酸は、ほぼ全部シス型という立体構造を形成していますが、この水素添加したものは、トランス型という天然にない構造になります。このトランス脂肪酸は自然にない変異した分子構造の脂肪酸なので、体はこれを代謝できずに体の中に残ってしまうのです。
最近になって、このトランス型脂肪酸が、動脈硬化など、生活習慣病の原因になるのではないかという議論が注目を集め、欧米諸国ではすでに、トランス型の脂肪酸を含む食用油の一部は販売禁止になり、トランス型の脂肪酸を含まないマーガリンが、「トランス・ファット・フリー」と表示されて販売されています。今回の、米、カリフォルニア州での「トランス脂肪酸」(TFA)の使用禁止は州レベルに拡大されてきたと言うことですね。
その基準を適用すれば、わが国のマーガリンのほとんどが販売禁止になるそうです。
2000年厚生省が発行した「日本人の栄養所要量 食事摂取基準編」には
「トランス脂肪酸の摂取量が増えると、血漿コレステロール濃度が上昇、HDL-コレステロールの濃度の低下など、動脈硬化症の危険性が増加すると報告されている」とわずかですが明記されています。
雪印乳業のHPでも、トランス脂肪酸についての説明があります。
トランス脂肪酸が含まれる食品
トランス脂肪酸が含まれる食品はマーガリンだけではありません。
・ショートニング
・植物油(精製する過程で高い熱を加える為、一部はトランス脂肪酸に変化。)
・クッキー
・油であげたスナック菓子
・その他マーガリンやショートニングを使用した食品
あなたの食事にトランス脂肪酸は含まれていませんか?
トランス脂肪酸を食べたからといって、すぐに病気になるわけではありませんが、長い間、この不自然な油が体内に蓄積されていくとしたらどうでしょう。あなたは、それを無視することはできますか?
日本でも、はやくトランス脂肪酸の使用禁止措置がとられることを希望します。